2019年8月1日(木)
カテゴリー:その他
例年のように日本各地で「最高気温」の記録が塗り替えられています。今年も暑い夏がきて、すでにげんなりしている人もいるかもしれません。
暑い夏を少しでも快適に過ごすためには、窓をあけて部屋の風通しをよくしたり、扇風機で体感温度を下げたりと様々な方法がありますよね。中でもエアコンのクーラー機能を使うことが一番簡単だと思います。でもクーラーを使うと電気代がとても高くなるイメージがありませんか? では、クーラーの電気代はいったいどれくらいかかるのでしょうか。
【エアコンの1年間の電気代はいくらくらい?】
三菱電機のルームエアコン「霧ヶ峰 FZシリーズ」を例に電気代を計算しました。この機種は2019年に発売された新しいタイプです。
14畳用 MSZ-FZ4019S 年間電気代25,866円
(期間消費電力量958kWh)
冷房時 (消費電力105W〜1,350W)2.8円〜36.5円
暖房時 (消費電力105W〜3,500W)2.8円〜95円
18畳用 MSZ-FZ5619S 年間電気代39,717円
(期間消費電力量1,471kWh)
冷房時 (消費電力105W〜2,020W)2.8円〜54.5円
暖房時 (消費電力105W〜3,670W)2.8円〜99.1円
ちなみに10年前の機種だと
18畳用 10年前モデル 三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-ZXV560S 年間電気代 57,159円
あくまで目安ですが、18畳用で年間で17,442円も違いますね。 性能・機能面だけでなく省エネ性能も大きく向上してるのがわかります。
【かしこいエアコンの使い方】
エアコンを使う時、いくつかの工夫をすると消費電力が上がらないように使うことができます。
〈暑い時には、風量を上げる〉
風が発生すると体感温度が下がります。部屋の中にいて「エアコンが稼働しているけど暑い」と感じたら、温度設定を下げるよりも風量を調整してみましょう。
扇風機などを同時使用するのも効果的ですよ。
〈自動運転モードがおすすめ〉
最近のエアコンはとても賢くなっています。エアコンの運転モードは「自動」にしておくと、室内の温度に応じて最適な運転モードに切り替わり、少ない電力で効率よく冷房機能を稼働させてくれます。エアコンに任せた温度設定にしましょう。
〈フィルター掃除はこまめにしましょう〉
エアコンのフィルターはまめに掃除をすることが大切です。フィルター掃除で、エアコンの消費電力は冷房時で4%削減できるんです。
フィルター掃除の目安は2週間に1度です。新しいエアコンには自動でお掃除する機能がありますが、そういった機能がないエアコンを使っている場合は、こまめにフィルター掃除を心がけましょう。
〈室外機の周りにモノを置かない〉
室外機の周りにモノがたくさん置いてあるようであれば、本格的な夏が来る前に片付けて、風通しをよくしておきましょう。エアコンは室外機の周りの温度が高くなると、運転効率が悪くなって電力をたくさん消費します。
室外機の周りの風通しをよくするほか、夕方涼しくなってから室外機の周りに打ち水をしたり、スダレなどで室外機周りにも影をつくるようにするとよいですよ。
いかがだったでしょうか。
最新のエアコンは省エネな機種が多いですが、フィルターが目詰まりしていたり、室外機の周りの温度が高くなると消費電力が上がり、結果として電気代も高くなってしまいます。
クーラーを効率的に使うには、こまめに掃除をしたり、室外機の周りの温度が上がらないように工夫をするなどの「ちょっとした手間」も必要ですね。
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